おもちゃのサブスクは定額で借りられることがポジティブな点ですが、購入費用の節約を目的にすると、子供が欲しい物が買い与えられなくなるネガティブな側面が発生します。また一度手元に届いたものは2~3ヵ月ほど遊ぶことになるので、子供がこの間に飽きてしまうと遊ぶものがなくなってしまいます。おもちゃのサブスクは知育玩具が中心ですから、自分で楽しみを見つけて遊ぶ子供には不向きです。逆に、おもちゃで遊び始めた年齢の子供であれば、知育玩具で遊び方を学ぶことができます。

サブスクは年齢別に最適な知育玩具が提供されるサービスなので、幼少期からサービスの利用を開始すれば、就学時まで知的好奇心が刺激され続けることになります。おもちゃのサブスクのポジティブなところは、物が必要以上に増えることがなく、片づけやすく部屋を綺麗な状態に保てることです。一方、おもちゃに囲まれるような状況を体験することはできませんし、その日の気分に合わせてあれこれ遊ぶものを決めるのも難しいです。サブスクで借りられるのは主に知育玩具なので、子供が自分で工夫して遊びを考えたり、新しい遊びを生み出すといったことはできないです。

毎日遊んでも飽きないくらいのお気に入りが見つかっても、レンタルで一時的に借りているだけなので、期日がくれば返却しなければいけないです。毎月料金を支払っても手元に残らないことは、捉え方によっては処分の手間がないといえますが、それはお気に入りが手元に残せないことでもあります。

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